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美容院に行くのがめんどくさい私が美容院巡りを趣味にした話 - ぽんず日記

ライフスタイル

美容院に行くのがめんどくさい私が美容院巡りを趣味にした話

2024.3.19

定期的に美容院に行くのがめんどうすぎる

美容院、嫌いじゃないし定期的に行かなきゃなーと思うのですが、いつもめんどくさい気持ちが上回ってしまいます。

 

ホットペッパーのアプリを開き、条件を入力して検索し、雰囲気の良さそうな美容院を見つけてメニューを見る、までは実行できるのですが、料金を見て「高いなぁ…」といったん画面を閉じる。

この繰り返しで1日、2日、と過ぎて、そのうち予約することを忘れてしまいます。

 

 

フリーランスになって人と会う機会が減り、ヘアセットする頻度も激減。誰も見てないから癖毛も白髪も放置状態。

そんな時に限って急なランチのお誘いなんかがあるんですよね〜。

いざという時に結構困るから、日頃からちゃんとマメにお手入れしないとな、と頭ではわかっているんですがなかなか難しい。

 

綺麗になるのは嬉しいけどやっぱり高い…!美しく保とうと思ったらメンテナンス費用がかさみますよね。

 

私は正直、最低限の清潔感があれば良いタイプなので、大体2、3ヶ月くらいの頻度でしか行ってません。

 

行くのが面倒すぎて前髪くらいは自分で切っちゃってました。


 

女性としてどうなんだろう、と自分でも思いますが、調べてみたら意外にも同じように美容院が面倒くさいと感じる人がたくさんいて安心。

 

そんな同志達に、私が美容院へ行くのが億劫でなくなった、ある楽しみ方を紹介します。

 

楽だから同じ美容院に通っていた

私は癖毛で毛量も多く、かなり扱いづらいロングヘアーでした。毎回髪の状態を説明するのが面倒なので、同じ美容院に通い「前と同じ感じで。」と、注文。

 

新しい髪型にチャレンジする勇気も気力もなく、とにかく楽に整えたかった。

 

でもある日、いつも通っていた美容院の担当者が産休でしばらく不在にするという連絡が。

 

残念だけど仕方がない…。

別の美容院を探さなければ。

 

おめでたい報告を聞けて嬉しい気持ちと、今まで頼りにしていた人がいなくなる絶望の感情が浮き沈みしながら、ホットペッパービューティーのアプリを開きました。

 

 

せっかく新しい美容院に行くのだから、髪型も心機一転したいかも。

 

急に大胆な行動をとる性格の私。占いでショートカットにすると魅力がアップするって書いてたし、バッサリ切ってしまえ!ショートカットが得意なお店をチョイスしよう。

 

 

美容院を探すこと自体が久々だったので、「似合わせカット?骨格診断?」と見慣れない単語達に思考がぐるぐる迷走。しかしなんとか良さげなお店を見つけて予約。

 

担当者が異性であることに緊張しつつ、当日を迎えました。

 

違う美容院に行ったら価値観が変わった

頭だけとはいえ異性に触られるのはちょっと苦手だったので、今まではずっと女性の美容師さんを指名していました。

 

でも「異性が可愛いと思う髪型にしてもらうほうがモテる髪型になる」という情報をキャッチした私の心は羞恥心よりも好奇心が勝利。

 

確かに異性と同性ではカワイイと思う見た目が少し違うかもしれない。

 

当時彼氏なし29歳独身の私にとっては重要なポイントでした。

 

髪を切ってもらう以前に、“男性と話す”ということに苦手意識がある私。要望を上手に伝えられるか不安でしたが、さすがコミュニケーションのプロ。

私が心配するまでもなく、無事にカウンセリングは終了。

持参した希望のイメージ画像を見てもらいつつ、基本的にはお任せで切ってもらうことに。

 

女性だから男性だからと、私が勝手に意識しすぎていたんだなと反省。

 

Perfumeのかしゆかに憧れて縮毛矯正をかけ続けたこの癖毛。重みがある方がクセがマシになるかと思って伸ばし続けてきたけれど、美容院に対する偏見と共にさよならしよう。

 

心の中で、今までの自分の思い込みや古くなっていた価値観をアップデート。

 

loadingの歯車が消えた頃、腰まであったロングヘアーは今風のショートボブに大変身していました。

 

大袈裟かもしれませんが、髪型ひとつでこんなに印象が変わるんだ…、と感動しました。

 

なんで今までロングヘアーにこだわっていたんだろう?と不思議なくらい、しっくりくる新しい髪型。

モデルがいいからか…?(気のせい)

 

気分が明るくなることで、表情まで軽やかになった気さえしてきます。

 

この日から、私の美容院で髪を綺麗にしてもらうことへのハードルは下り、同時に期待値がグンッと上がりました。

 

美容院が億劫にならないモチベーション

それからというもの、新しい美容院で初めての担当さんに色々な髪型にしてもらうのが美容院へ行くモチベーションになりました。

プロの美容師さんでも知識や経験がそれぞれにあって、同じ注文内容でも仕上がりが違うので何度も楽しめます。

 

この方の思う私に1番似合う髪型はこれか〜!

今回はちょっと大人っぽい感じに仕上がったな♩

みたいな。

 

もちろん毎回相性がバッチリ合うわけではありません。

前の方が良かったかも、と思ってしまうこともあります。

でもそれはそれで、次からはこういう注文の仕方を試してみよう、と試行錯誤するきっかけになるので失敗とは捉えてないです。

 

どんな髪型も似合ってしまうワタシ(^_−)−☆

 

ショートカットにして頭が軽くなったせいか、思考まで軽くなったようです。(もともと)

 

 

美容院へ行くのがめんどくさい、という気持ちが完全に消えたわけではありません。

でも重い腰を上げてなんとか予約を完了させて当日を迎えてから実際にお店に行くまでが、前よりもちょっとだけラクになりました。

 

 

もはや髪型を実験するための美容院巡りが趣味になりつつあります。

 

新規のお客として来店すると料金が割安になりますしね。(実はこっちがメインだったりする)

 

さらに有意義なヘアカットタイムを過ごすために質問しまくる

美容院へ行くのが億劫な理由に「会話」が上位にランクインすると思います。私も苦手でした。

 

話しかけられたら当たり障りなく返すけど、自分から積極的に世間話しようとはしない。雑誌に目を通すふりをしてさりげなく回避。早く終わって…と思うも無言が逆に拘束時間を長く感じさせます。

 

 

でも思い直してください。美容師さんは髪の毛のスペシャリスト。髪について知りたいことを聞くチャンスです。

 

私は美容院を実験室だと思うようになってからは、図々しいほどに質問するようになりました。

最近の髪型のトレンドやヘアアレンジの仕方、パサついた毛先のケア方法、

美容師さんが自宅で使っているシャンプーまで聞いたことがあります。


 

 

最初のカウンセリングで伝える内容も変わりました。

自分で仕上がりを指定しすぎてしまうとせっかくの実験チャンスを逃してしまうので、希望はそこそこに、雰囲気だけ伝えてあとはお任せ。

 

私の髪の毛のポテンシャル、どこまで引き出せるかしら…?

 

戦いの中で成長する主人公を楽しむ敵キャラのように美容師さんのお手並みを拝見します。

 

 

髪型を実験的に変えるようになってから、おそらく10店舗以上の美容院に行ったと思います。

 

美容師さんによって「縮毛矯正をしなくてもブローを丁寧にしてしっかり乾かすことで癖を伸ばせる」とか「前髪の白髪が気になるなら前髪だけ部分的に染めるのもあり」などなど、アドバイスの内容も様々。

 

 

最近切ってもらった女性の美容師さんは癖毛の扱いがものすごく上手で、癖毛とボリュームを活かしたショートヘアにしてくれました。

 

それがすっごく上品でおしゃれで、今までにしたことのない髪型だったのでかなりお気に入りに。

カットならこの方がいいかも、と久々に指名の予感です。

 

癖毛が悩みだと相談すると大体、広がらないように長めに残すとか、縮毛矯正するとかの提案がベーシックだったのですが、全く新しい提案のおかげで私の髪型コレクションがまたひとつ追加。

 

しかも、毛先のパサつきが気になったので対策を聞いたら、

「乾燥しているのではなくて、水を弾く撥水毛という性質の髪の毛だから濡らしてもすぐに乾いちゃうんですよ。」

 

髪の毛にも撥水性とかあるんだ…!

かなり衝撃的でした。

 

知的好奇心まで満たされちゃって、すっかりいい気分。

 

色々な美容院に行ってみて、自分にとって相性の良い担当さんを見つけるのって本当に大切。

 

 

“髪を綺麗にする場所”ではなく、“自分の髪の毛を実験台に色々新しい可能性を試す場所”として認識すると、億劫な気持ちがちょっと和らぐかも。という話でした。

 

私のように変態的な好奇心がある方はぜひお試しあれ。

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#美容

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