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お尻のサイズが変わっても、変わらない愛情。 - ぽんず日記

エッセイ

お尻のサイズが変わっても、変わらない愛情。

2024.12.10

最近、朝の出勤前に筋トレをしている夫。

その成果は”しり”に現れた。

 

お風呂場で突然、ひぇええ

という声が聞こえてきたので駆けつけたら

 

「いつの間にかお尻が小さくなっている。」

とのこと。

いきなりどうした。

びっくりするわ。

 

しかし観察してみると、確かに小尻になっている。

ちょっと見ない間に半分くらいまでサイズダウンしている。

半分というのは左右に半分ではなく、厚みが半分ということだ。念の為。

 

 

そういえばこのところ、ズボンが不自然に裂けることがなくなった。

 

おしりの1番カーブがかかっている頂点のところ(伝わりますかね)から

生地が薄くなって裂けるという現象が続き、何本も買い直していたのだ。

 

普通裂けるなら股だろう。

なぜそんなところから避けるのか、

歩き方なのか、椅子が悪いのか、

原因がわからず怪奇現象かと少し怖かったのだが

ようやく謎が解明された。

お尻が大きいだけだった。

理由はシンプル。アップグレードされたケツはプルプル。

 

小さくなったおケツに、履かれるズボンも心なしか表情に余裕が見える。

今までフル発揮していた繊維の結束力も、明日からは使わなくてすみそうだ。

世界平和。ケツも世界も丸く収まっている。

 

 

付き合い始めた頃の夫は今よりも+20kgくらいの体重で、

かなり大柄な部類の体型だった。

しかし健康志向な私と暮らし始めてからはみるみると痩せていき、

すすんで運動もするようになった。

 

今ではウォーキングが趣味になり、通勤と食後の散歩で毎日12,000歩も歩いている。

痩せていくのが楽しいのか、休みの日も雨の日も欠かさず歩きに出掛けて行く。

 

本人の努力は素晴らしいし、

健康で長生きすることを私も望んでいるので

引き続き応援したいと思っているけれど、

実はちょっと寂しいという気持ちもある。

 

私と夫が付き合ったきっかけは、大学の同期の結婚式。

その時の夫はベイマックスのようにふっくらとした容姿で、

そんな包容力のある雰囲気に魅力を感じて猛アタックしたのだ。

 

だから、痩せちゃってちょっと寂しい。

細い女子よりも、ちょっとふくよかな女性のほうが好き、

と言う男性の気持ちがわかった気がする。

 

もちろん痩せてしまったからといって、気持ちがなくなるわけではない。

またふくよかな体型に戻って欲しいとも思わない。

 

そんな時もあったな、と思い出の中でベイマックスにハグをしてもらうだけだ。

 

 

夫がこのブログの存在を知らないのをいいのとに、

お尻事情について赤裸々に大発表しているけど大丈夫だろうか。

決して夫のことを恥ずかしめたいわけではない。

夫の努力への賞賛と、

男性のふくよか女性に対する共感について書きたかっただけなのだ。

あしからず。

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#夫婦

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