「どうやったらそんなにモチベーションが維持できるんですか?」ある日、整体のお姉さんに尋ねられた。
整体に通い始めて2回目くらいだったと思う。体の状態や気になっているところ、日々行なっている運動量についてヒアリングされた際に、「筋トレとストレッチはできる限り毎日しています。」と答えたらその秘訣を聞かれたのだ。
自分のためにやることなのだから、めんどくさいとかやりたく無いとかは思わない。むしろ、これを続けたらどのくらいで変われるのだろう?とわくわくする。たまに「今日はまあ良いか」とサボってしまうこともあるが、その分どこかでツケが回ってくることも理解した上のサボりなので気にしない。
このくらいの気楽さでやっているから続くのかもしれない。”やらなくてはいけない義務”みたいになると途端に腰が重くなるし、やってもやらなくても誰にも迷惑はかからないのだから、どっちでもいい。
純粋に、筋トレなり読書なり、自分の見た目や思考に変化があるのは楽しい。もはや人体実験をしているような感じに近いんです。そして試して良かったものは共有したい。ブログをやっているのもシェア欲求を満たすため。直接周りの友達に「筋トレはいいぞ」と力説すると暑苦しいやつだと思われがちなので…。
説得力のある人間になりたいものですね。
あと、やりたく無いことを突き詰めた結果の産物というパターンもあります。
毎日同じ拘束時間のある会社員を辞めたい→副業を始める→副業だけで生活できるようになる→フリーランスになる
やりたく無いことややめたい習慣がスタートだと、始めやすいし継続できるかもしれないですね。やりたく無いことを続けた結果、悲惨な未来が待っていることはすぐに想像できますから。
私が何かを習慣化したいときによく唱えているのが、「今日やらなかったら明日もやらない。それがずるずる続いて何もしない1年になる。」です。今日の自分が頑張って実行すれば、明日の自分も必ず継続すると信じることができ、それが毎日続いて結果が出る。
私が目標を見失う度に読み返している「スタンフォードの自分を変える教室」という本に書いてあります。
最近は、筋トレや読書もそうだけど、メイクとか歌とか、なにか個人の「技を磨く」みたいなことが流行ってますよね。SNSを通してその個人の個性を発信しやすくなって、それらを目にする機会もものすごく増えました。
新しいものがどんどん生み出されていく中で古いものも見直されていて、目まぐるしい時代の変化を感じやすい気がします。それによって、なんだか何もしていないと取り残された気持ちになり「自分も何かやらなくちゃ」って焦る。
でもそれは自分のためというよりは、結局周りの目を気にしてやっていることになってしまいます。
周りがやってるからやろう、ではなくて、”自分のために自分がやりたいと思うこと”を突き詰めて考たら、奥底に眠っていたエネルギーが湧き上がってくるかもしれません。