我が家のリビングのメイン照明はペンダントライトがひとつのみ。
この部屋に引っ越してきて1年以上が経ちましたが、夜になると今だに暗いです。
流石にひとつじゃ明るさが足りない。でもせっかく買うならおしゃれなやつがいいな〜とネットで色々探しているうちに時が過ぎ、なんやかんや今の状況に慣れてしまいました。
引越し当初は買い揃えるものが多く、照明はとりあえず前の部屋で使っていたシーリングライトで凌ごうと思っていたのですが、新しい家の部屋数は3つ、持ってきた照明は1つ。明らかに足りません。
いくら算数ができなくてもこれはひどい計算ミスです。
優先順位が高いのは仕事部屋だろうということで、シーリングライトは仕事部屋に設置。
私たちが引っ越したのは新築のマンション。
幸いデフォルトで天井に埋め込まれた電球がいくつかあり、それらを全部点灯すれば生活するには困りませんでした。
1ヶ月くらいしてやっと寝室とリビングに照明を導入。それがこのペンダントライトです。
シーリングライトを買った時は「電気といえばこれでしょ」と何の疑いもなくホームセンターでシンプルなものを入手したので、照明を選んで買うなんて発想がありませんでした。
世の中にこんなおしゃれな電気が存在するなんて知らなかった…。
記念すべき人生初の“おしゃれ照明を買う”というイベントをクリアした私。ちょっと大人になった気分になりました。(レベルアップの音)
悩みに悩んで購入したのでとてもお気に入りです。
本を読んだり文字を書いたりするには明度が足りないので、「やっぱり追加で明るめの照明を導入しようかな…。」とネット通販の海を何度も泳ぎましたが、結局そのままペンダントライトのみで過ごす生活が1年続き、今も継続中です。
最初は暗くて不便かも、と思っていたのに慣れてみれば意外と平気で、むしろ日没と共にゆっくり落ちていく部屋の明るさが、程よく体を眠りに誘ってくれます。
日照時間の短いフィンランドでは、室内の照明をあえて落として光を味わうのだとか。
そう思うと、薄暗い部屋もおしゃれな空間に見えてくるから不思議。
うちではホットプレートを活用した食事をよくするのですが、その煙で汚れるので定期的にお手入れしています。
ガラス部分をそっと磨くこの作業がまた、愛着を増幅させる時間になるんですよね。
何個か並べてぶら下げたら可愛いかなーと妄想しながらレールも取り付けましたが、今のところひとつだけ可愛がっています。
もしかしたらそのうち増えるかもしれません。