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旅行

【和歌山県】高野山・厄除け・和歌山グルメを満喫した2泊3日の帰省旅

2026.9.3

お盆休みに、夫の実家がある和歌山へ帰省した。

和歌山へ行くのは、結婚の挨拶以来なので3年ぶり。

 

今回はお墓参りがメインなので、それ以外は特に予定を立てていない。

実家でのんびりさせてもらって、美味しいものを食べる。

そんな感じで、ゆるく過ごす予定だ。

 

新幹線に乗るのもいつぶりだろうか。

夫がとにかく駅弁を楽しみにしていて、

駅に着くなり「駅弁っ、駅弁っ」と唱えながら早足でお弁当屋さんへ向かっていた。

 

早起きしたのに元気だなと呆れつつ、私もまぁせっかくだしと、ひとつ手に取る。

新幹線に乗り込んだ時間は午前9時。

ここから約2時間、どう時間を潰そうかと考えていたら、

横で早速お弁当を開封している夫。

 

お昼用に買ったんじゃないんだ…。

朝ご飯にしてはかなりがっつりなメニュー。

本場!博多辛子めんたい牛焼肉重

本場!博多辛子めんたい牛焼肉重

 

そんな美味しそうに食べられたら私も我慢できなくなるじゃないか!

 

ご飯の量が比較的少なめという理由で選んだ鶏めし弁当。

こういう時、食べ進めるごとに食欲が出てくるから不思議だ。

博多鶏弁当

博多鶏弁当

 

朝からそんなに食べられないよ、と思っていたのに

なんだかんだ用意していたお菓子にも手を伸ばしてモグモグ。

移動中の乗り物で食べるお菓子っていつもより美味しく感じる。

 

新大阪での乗り換えでゲットした551。

関西に来たらこれを食べなければ始まらない。

551

 

新大阪からは特急くろしおに乗り換え。

アナウンスと共にホームに滑り込んで来たパンダの顔。

えっ、かわいい!

くろしお パンダ

特急くろしおには、車体にパンダが描かれた特別な車両がある。

しかも毎日同じ時間に運行しているわけではないのでラッキーだ。

大人になってもこういうイベントは嬉しい。

 

和歌山に到着してからはレンタカーを借りて、ホテルへ向かう。

お世話になったのはダイワロイネットホテルさん。

ダイワロイネットホテル

 

なんと自動受付でカードキーが発行。

ハイテクだなぁ〜。

ダイワロイネットホテル

 

ロビーもめちゃくちゃ綺麗。

うちのリビングより広いよ。

ダイワロイネットホテル

 

アメニティも充実。

ただ、化粧水とか保湿クリームなどの化粧品類はなかったので、必要な人は注意。

ダイワロイネットホテル

 

和歌山城とポケふた

ホテルのすぐ近くに設置されてた。

和歌山城 ポケふた

 

お部屋はこんな感じ。

ダイワロイネットホテル

 

早速お部屋で551パーティーを開催。

冷めてても美味しい。

551

 

お腹が満たされ体力回復したところで、

お義父さんの家へ。

 

お義父さんの家はコンパクトな戸建て。

ちょっとした芝生なんかも生えてて素敵。

 

なのだが、玄関の街灯に蜘蛛の巣がびっしり張られていた。

 

光に寄ってくる虫を蜘蛛がここで捕獲しているとのこと。

令和の蜘蛛は頭がいいな。

 

夜ご飯まで時間があったので夫とお掃除開始。

綺麗好きな私と、やり始めたら気が済むまでやめない夫。

 

お義父さんが「もうええよ〜、本当に。」

と3回くらい言いに来たが、手を止めることはなかった。

 

いい感じに腹ごなしをしたところで晩御飯を食べに。

 

無添蔵」を皆さんはご存知だろうか。

くら寿司が展開しているプレミアム回転寿司だ。

普通のくら寿司よりちょっと高級。

無添蔵

福岡にはないので、一度行ってみたいと思っていた。

確かにちょっとネタが違う気がする。

 

お義父さんの奢りなのをいいことに、普段は頼まない高い皿のメニューから注文。

せこい嫁である。

 

お寿司をもぐもぐ頬張りながら、

最近クレジットカードを落としたんですよね、とこぼしたら厄除けに行く流れに。

翌日の予定が決まった。

 

***

 

朝から厄除けのためにお寺に向かう2日目。

途中でモーニングを挟む。

 

モーニングって行ったことなかったのですが、

朝からやってるお店が意外とあってびっくり。

その中から選ばれたのはCafe La Collinaさん。

Cafe La Collina

 

木の温かみが素敵な建物に、小さな池が添えられている。

涼しい時期ならテラス席が気持ちよさそう。

Cafe La Collina

 

私が頼んだのはフレンチトースト。

食欲の湧かない朝でもペロリと食べられる。

Cafe La Collina フレンチトースト

 

朝から豪華な食事ができるのは、旅の醍醐味の一つだ。

Cafe La Collina

Cafe La Collina

店内の様子

 

夫とお義父さんは、トーストに目玉焼きとサラダ、ウインナーにハッシュドポテトまでついているボリューミーなプレートをもしゃもしゃと食べ尽くしていた。

まだまだお元気そうで安心する。

Cafe La Collina

 

 

厄除け言い出しっぺのお義父さんが調べてくれたのは水間寺

「水間観音」の名で親しまれている、厄除けでも有名なお寺だ。

水間寺

 

受付で厄除けの手続きをする。

祈願する期間を聞かれたが、厄除けなんて初めてなので、どれを選ぶべきなのかさっぱりわからず。

 

1日で5,000円、半年で8,000円、1年で1万円。

1年がスタンダードな気もするけど、高いな…なんて悩んでいると、横からお義父さんが「特上で!」と一万円札を差し出した。

 

特上とは1年間のこと。

毎月1回が12ヶ月分。

当たり前のように準備してくれていて、申し訳ないような、

でも嬉しいようなふわふわした気持ちになる。

 

祈祷は開始時間が決まっているらしく、

待っている間によかったらどうぞと展示物エリアを紹介してくれた。

5円玉でできた塔に見入っていたら、全部でいくらになるんやろな?とお義父さん。

確かに。

水間寺

 

水間寺

寺宝として「龍神の手(龍掌:りゅうしょう)」と呼ばれるミイラ

 

時間になり、用意されたパイプ椅子に座る。

私の分しか料金は払ってないのに、夫もお義父さんも一緒にどうぞと促された。

 

お経の間にお名前を読み上げますので、

呼ばれたら前に来てお焼香をあげてください。

 

えっ、お焼香?

 

やったことない。

そんなさらりと言われても困る。

 

オロオロしているとお坊さんが3人到着し、お経がはじまった。

 

一体いつ名前を呼ばれるんだ。

どのタイミングで壇上すればいいんだ。

 

せっかくの祈祷なのに全く頭に入ってこない。

 

やばいやばいと焦っていたら、

福岡県〜福岡市〜と聞き覚えのある住所が耳に入ってきた。

 

はわわわわわわわ

 

焦っていたら別のお坊さんが、どうぞどうぞと手招きしている。

 

お焼香の前に座ると、これをね、つまんで、ここに入れてください。それを3回やればよろしいので。

 

ほっ…!

 

なぁんだちゃんとガイドしてくれるんじゃないですか。

早く言ってくださいよ。

 

初めての厄除けより、初めてのお焼香にドキドキしてしまった。

 

無事に祈祷が終わり、最後に授与品の入った大きな白い袋を受け取る。

これがびっくりするくらい大きくて、思わず笑ってしまった。

 

三方(寺や神社でよく見る、木のお盆みたいなやつ)にまったく収まりきってない。

キャリーケースに入るか不安になるほどだ。

 

ちなみに中には、厄除けの祈祷札のほか、

手拭いやお箸、小さな布のお守りも入っていた。

思っていた以上に豪華なセットである。

水間寺 祈祷札

水間寺 特上 授与品一式

水間寺

水間寺

 

 

午後からは東京から帰省してきた夫の妹ちゃんと合流。

お昼を一緒に食べに行った。

 

向かったのは中華そば丸田屋

丸田屋

 

豚骨醤油のスープに、中細のストレート麺。

見た目は濃厚だけど、意外とあっさりしていて食べやすい。

丸田屋 中華そば

 

そしてラーメン以上に気になったのが、テーブルに置かれていた「早寿司」。

和歌山では、中華そばと一緒に鯖のお寿司を食べる文化があるらしい。

早寿司

 

しかもこれ、注文して出てくるわけではない。

最初からテーブルに置いてあって、食べたい人が勝手に取って食べる。

そして最後に、食べた分だけお会計。

 

自己申告スタイルとは、なんとも平和なシステムである。

 

「早寿司」という名前は、和歌山の郷土料理「なれずし」が由来。

なれずしは、魚とご飯を発酵させて作る昔ながらのお寿司。

発酵を待たず、お酢を使って早く作れるようにしたものが「早寿司」なんだとか。

 

お義父さんいわく、なれずしは「腐った食べ物みたいで食べられへん」らしい。

「嫌がらせで差し入れするにはええけどな」

地元の郷土料理に対して、あまりにも辛辣である。

 

お腹を満たしたあとは、おばあちゃんの家へ。

到着したのは14時頃。

 

少し休憩したところで、今回の帰省の一番の目的、お墓参りへ。

おばあちゃんがお花を用意してくれていた。

 

「夕方になる前に行かんと、ご先祖さん連れて帰ってきてしまうで。」

なんて話をしていたら、

「でも厄祓いして空いてるんやろ? ええやん(笑)」

と妹ちゃん。

 

いや、よくない。

ご先祖様の魂を宿すための空きじゃないんだから。

冗談だと分かっていても、想像するとちょっと怖い。

 

夫は妹ちゃんも一緒に連れて行きたそうだったけれど、妹ちゃんは

「私は行かん」とあっさり拒否。

行かんのかい。

 

妹ちゃんはおばあちゃんと家に残り、お義父さんと夫と私の3人でお墓へ向かった。

お墓は家からそれほど遠くない。

 

ただ、お寺の傾斜に沿ってお墓が並んでいて、足元もかなり歩きづらい。

こりゃ、おばあちゃんがお参りするのは難しい。

 

お墓に着いたら、まずはみんなでお掃除。

周りをきれいにして、お花を供えて、お線香を焚いて手を合わせる。

 

ああ、お盆だなぁ。

私には「お盆に実家へ帰る」という経験に縁がなかったので、

こうして家族でお墓参りをしていることがなんだか新鮮だった。

やっぱりこういうことをすると清々しい。

 

おばあちゃんはお墓参りをどうしようかと困っていたらしく、私たちがお参りに行ったことをとても喜んでくれた。

それに、久しぶりにみんなで顔を見せに来たことも嬉しかったみたい。

元気な顔も見られたし、来てよかった。

 

せっかく久々に会えたというのに、妹ちゃんは

「友達と合流するからラウンドワンまで送って」と早々に離脱。

でもこういう自由なところが私も気を遣わなくて付き合いやすい。

 

妹ちゃんを送り届けたあとは、西高松にある「勝喜梅」へ。

和歌山に来たなら、やっぱり梅干しは買って帰りたい。

勝喜梅

 

店内にはいろんな種類の梅干しが並んでいて、立派な贈答用から自宅で気軽に食べられるお得用まで選択肢も豊富。

一度にこんなにたくさんの梅干しを見ることはあるだろうか。

 

さらに梅干しだけでなくお塩やお出汁、アイスにパウンドケーキまである。

みているだけでよだれが溢れそうだ。

勝僖梅

パッケージが可愛くて買った梅の果肉入りラングドシャ。

あまじょっぱくて美味しかった。

 

しこたま梅干しを買い、お義父さんを送り届けて一旦解散。

 

 

晩御飯は「昨日はお魚だったから今日はお肉!」とリクエスト。

すると、お義父さんがめちゃくちゃ良い焼肉屋さん「うし丸」を予約してくれた。

 

高級店によくある、メニューが少ないタイプのお店。

何を頼むのが正解なのかよくわからないので、おまかせコースをお願いした。

 

最初に運ばれてきた野菜を

「とりあえず焼いちゃう?」

とトングを持とうとしたら、

「あ、よろしければこちらでお焼きいたしますよ。」

 

あぶないあぶない。

どうやら給仕をしてくれるタイプらしい。

 

担当してくれたのは若い女の子。

学生さんかな?と思っていたら、さすが関西。

お義父さんも夫も積極的に話しかけるではないか。

 

和歌山でもトップクラスに頭のいい大学に通っていて、将来の夢は薬剤師だそう。

アルバイトをしながら勉強も頑張っていて、なんだかキラキラして見える。

 

私が学生だった頃は、年上の人から話しかけられるたびに

「なんで絡んでくるんだろう……」

と、ちょっと煙たがっていた。

 

でも、自分が大人になって話しかける側になるとよくわかる。

単純に応援したくなるのだ。

 

そんな夢と希望に満ち溢れた若い子が焼いてくれたお肉は

めちゃくちゃ美味しかった。

 

タレが6種類、それに薬味やお塩もあって

「こちらのお肉には、この食べ方がおすすめです。」

と、その都度教えてくれる。

焼き加減も最高だし皿にのせるタイミングも完璧。

幸せとはこのことを言うんだね。

焼肉

焼肉というよりもはや直火の炙り

 

肉吸い

終盤で提供された肉吸い。これがもうお腹に染みわたってとんでもなく幸せな気持ちになった。

 

ただ、いいお肉というのは、なぜこんなにも早くお腹いっぱいになるのだろう。

私とお義父さんはコースの最後まで食べきれずにギブアップ。

残りは夫に託した。

 

***

 

3日目の最終日は早朝から高野山へ。

車で早くても1時間半はかかる。

混雑することも考え、移動時間は余裕を持って2時間をみていた。

朝8時の到着を目指して逆算すると、とんでもない早起きに…。

 

まだ朝を認めていない瞼をどうにかこじ開けて準備。

お義父さんを迎えに行くと、家から少し離れた道をで発見。

 

手ぶらだしノースリーブだしめちゃくちゃラフな格好。

少し早く着いちゃったし、もしかして朝のお散歩かな?

と思っていたら、私たちを見つけて車に乗り込んでくるお義父さん。

 

「タバコ買うからコンビニ寄って〜」

お散歩じゃなくて買い出しだった。

そしてそのまま出発。

 

えっ、出発していいの…?!

ちょっとだけびっくり。

最近のイケおじはカバンなぞ持たないらしい。

 

 

目的地に近づくにつれ、人里からどんどん離れていく。

山の上にあるとは聞いていたけれど、想像以上に山深い。

しかしそのわりに道は広くてきれいで、意外なほど走りやすかった。

 

高野山は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として、世界遺産にも登録されている。

さすが世界遺産。

山の上までしっかり整備されている。

 

ふと車の温度計を見ると、外気温は21℃。

「え、めっちゃ涼しくない?」

 

試しに窓を開けてみると、クーラーよりも涼しい風が顔を撫でた。

 

気持ちいい!!

 

早起きと長い車移動でぼんやりしていた気分も吹き飛んで、

一気にテンションが上がる。

いよいよ高野山に近づいてきた。

 

さらに車を走らせていると、突然大きな門が出現。

高野山の入口にそびえる「大門」だ。

 

両側には巨大な金剛力士像が立っていて、近くで見るとなかなかの迫力。

これは写真を撮らねば。

車を降りて、しばし撮影タイム。

 

高野山「大門」

高野山「大門」

 

 

実は私、高野山がどんな場所なのか全然知らなかった。

高野山は、弘法大師(こうぼうだいし)・空海が開いた真言密教の聖地。

 

「高野山」というひとつのお寺があるわけではなく、山の上の広いエリアに総本山の金剛峯寺(こんごうぶじ)をはじめ、たくさんのお寺やお堂が集まっている。

 

町全体がお寺を中心につくられているような、ひとつの大きな宗教都市だ。

高野山

 

夫が「全部回るのは無理やで」と言っていた意味が、来てみてようやくわかった。

確かにこれは、1日では回りきれない。

 

車を駐車場に置いて、ここからは歩いて散策。

朝8時ということもあって、お店はまだほとんど開いていない。

高野山

高野山

高野山

 

その代わり人も少なく、辺りはとても静か。

立派なお寺やお堂、大きな木々。

どこを切り取っても絵になる。

高野山

高野山

高野山

 

なんと高野山にもポケふたが存在する。

ここはウーラオス。

高野山にあるポケふた

高野山にあるポケふた

 

高野山にあるポケふた

この建物の前にあります

 

高野山

高野山

高野山

 

賽銭箱の横にQRコードが置いてあった。

最近はバーコード決済でお賽銭ができるのか…

なんかすごい時代。

高野山

高野山

高野山

高野山

高野山

匂いで誘い込まれたお店で買い食いしたやきもち

 

 

いろいろ見て回った中でも、特に印象に残ったのが奥之院。

奥之院は、弘法大師・空海が今も瞑想を続けていると信じられている、高野山の中でも特に神聖な場所。

空海が祀られている御廟(ごびょう)へと続く参道には、樹齢何百年という杉の木と、数え切れないほどのお墓や供養塔が並んでいる。

 

奥之院

奥之院の入口には、参拝時の服装について書かれた看板が立っていた。

肌の露出は控えるように、とのこと。

 

ここで思い出してほしい。今日のお義父さんのコーディネートを。

 

そう、ノースリーブ。

 

おしゃれに言っているが、要するに白のタンクトップである。

大丈夫なんだろうか…と心配する私と夫の視線を気にすることなく、

スタスタと前を歩いていくお義父さん。

 

まあそこまで厳密に守らなくても多めに見てもらえるだろう。

タンクトップとノースリーブの間くらいの袖の幅だし。

というか今更どうしようもない、と私たちも続いた。

 

足を踏み入れると、空気がガラッと変わる。

神秘的で、厳かで、とても清らか。

 

普段ならバシバシ写真を撮る私も、ここではそんな気にならなかった。

 

写真を撮るより、静かに歩いていたい。

そんな場所だった。

 

参道を進んでいくと、武田信玄をはじめ、

歴史上の人物のお墓や供養塔も次々と現れる。

こんなにたくさんの有名な武将が祀られているなんて知らなかった。

 

知っている名前を見つけるたびに足を止めて、手を合わせながら進む。

有名人のお墓ならいいかな、とちゃっかりこっそり数枚だけ撮影した。

奥之院 武田信玄

奥之院

奥之院

 

企業が建てたちょっと変わった供養塔もあった。

奥之院

奥之院

 

 

弘法大師御廟の拝殿にあたる「燈籠堂」へも行った。

堂内には、祈りを込めて奉納された無数の燈籠が並んでいる。

 

1000年以上燃え続けていると伝わる「消えずの火」もあるそうだ。

燈籠堂には地下法場と呼ばれる、地下の参拝場所もある。

 

薄暗い地下へ降りていくと、親指ほどの小さな弘法大師像が壁一面にずらり。

一体一体はとても小さいのに、それが所狭しと並ぶ光景は圧巻だった。

 

実は、夫のおじいちゃんの喉仏も高野山に納骨されているらしい。

どこに納められているのかまでは分からないけれど、

この広い高野山のどこかにはいる。

 

ちなみに、ここでいう「喉仏」とは、

普段私たちが喉仏と呼んでいる首の出っ張りとは別物。

 

首の出っ張りは「喉頭隆起(こうとうりゅうき)」と呼ばれる軟骨部分。

一方、納骨の際に「喉仏」と呼ばれるのは、

首の骨である第二頸椎(だいにけいつい)である。

つまりもともと別の部位に、同じ「喉仏」という俗称が使われているのだ。

 

この第二頸椎の形が、座禅を組んだ仏様のように見えることから「喉仏」と呼ばれ、大切に扱われているのだそう。

 

 

ひと通り見て回る頃には、朝は閉まっていたお土産屋さんも開き始めていた。

帰りはいろんなお店を覗きながら、お土産探し。

 

そこで見つけたのが、菩薩様がプリントされたキラキラの黄金カード。

なにこれ、めちゃくちゃかっこいい。

完全に厨二心をくすぐられる。

 

「どれにする?!」

と夫と興奮しながら吟味して、それぞれお気に入りを購入した。

 

高野山

こちらもお土産屋さんで購入した栞。細工が細かくて綺麗。

 

高野山を後にし、最後に怒涛のお土産購入ラッシュ。

 

ばらまき用で買って重宝したのが、こちらのうめえ〜棒。

梅味のうまい棒って他にないんじゃないかな。

 

電車に乗る前、滑り込みで購入したこのみかんゼリー、

今まで食べたどのゼリーよりも美味しかった。

ゼリーというにはあまりにも果汁が濃縮されすぎている。

みかんゼリー

 

***

 

帰りの新幹線で、この3日間を振り返る。

 

実家でのんびり過ごすつもりだった2泊3日。

お義父さん家の玄関を掃除して、人生初の厄除けをして、

お墓参りをして、高野山にもお参りした。

 

全然のんびりしてない。

でも、なんだかんだ「せっかくだから」の精神で動き回る、

我々らしい旅行になった。

 

それに、めちゃくちゃ清まった気がする。

かなりご利益ありそう。

 

宝くじとか買ったら当たっちゃいそうなくらい。

そんなことに運を使うのも勿体無いけど。

 

美味しいものも、綺麗な景色も、家族と過ごした時間も。

この3日間の思い出ごと、和歌山という場所が大好きになった。

また帰ってこよう。

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