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衣替えの悲劇。洗濯ネットのありがたみを1万円で知る秋。 - ぽんず日記

エッセイ

衣替えの悲劇。洗濯ネットのありがたみを1万円で知る秋。

2025.11.20

秋の涼しさがようやく馴染みつつある11月。

朝晩は上着がないと肌寒い。

衣替えをしようと、秋冬の服を引っ張り出して洗濯したときのこと。

洗濯機のピロリン♩という終わりを告げる合図を耳にして、さぁ干しますかと洗濯物を取り出そうとしたら、

あらら、

なぜか最後の一枚が引っかかって取れない。

洗濯機を覗き込むと、ズボンと洗濯機が仲良しこよししているではないか。

具体的に説明すると、ズボンの紐についている金具が、洗濯機の底の穴にすっぽりはまっている。

そんなことある???

洗濯機トラブル

 

無理やり引っ張ろうとしても取れず。

ドライバーで開けられそうな雰囲気はあるけど、万が一のことを考えると自己処理は怖い。

 

説明書を引っ張り出して確認したら、

このビートウィングプラスとかいうパーツの名称らしい。

なんなんだその無駄にかっこいいネーミングは。

 

まだ購入してギリギリ1年経ってない。

メーカーの保証が効くはず。

 

急いで相談窓口を調べて連絡。

すぐに業者の人が来てくれるとのこと。対応力、さすがすぎる。

電話で事前に状況は伝えていた。

 

「本体の故障でない場合は自己負担になりますね」と、

遠慮がちに伝えられた金額は1万2千円。

安くはない。でも、自分でどうにかできるわけでもないし、安心を買うと思えば仕方ない金額である。

 

来てくれたのはとても優しくて丁寧な方で、黙々と作業を進めてくれた。

なんと割引までしてくれて、20%オフ。さすがエディオン。

 

作業はあっという間に終わり、

「ネットに入れるか、紐を結んで洗うようにしてみてくださいね」とアドバイスをもらう。

 

支払い方法も今どきで感心した。

PayPayかクレジットが選べた。私はクレジットを選択。

提示されたQRコードをスマホで読み取って、カード情報を入力したらすぐ完了。

領収書も電子で届く仕組みで、とてもスマートだった。

 

引っかかっていたのはこの金具部分らしい。

 

33年間生きてきて、洗濯機を何回まわしてきたかなんてもう覚えていない。

それでも、「洗濯ネットに入れる」なんて当たり前のことを、どこかで“まあいいか”とサボっていた。

今回、1万円という授業料でようやくその大切さを思い知る。

 

まさかネットに入れないだけで、こんなことになるなんて。

またしても、些細な油断が高くついた。

とほほ。

みなさんも、ひも付きズボンの洗濯にはお気をつけて。

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#洗濯機

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