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30代になると健康についての話題が増える - ぽんず日記

エッセイ

30代になると健康についての話題が増える

2024.9.26

9/17

大人になってから、レモン味の魅力に気がついてしまった。

20代の頃は、チョコや焼き菓子などに柑橘系が入っている食べ物が苦手だった。

甘味と酸味が共存できるはずがない、と食わず嫌いをしていたのだ。

しかし30代になってから、レモンケーキを食べて大感動。

美味しい…!!

子供の頃にはわからなかった甘酸っぱさが、やっと味わえる年齢になったのだ。

 

9/18

健康診断に行くことにした。

どこも異常がみられないのにわざわざ定期検診だなんて、歳をとったなぁと思う。

体調が悪くても、滅多なことがないと病院には行かない自然治癒派の私。

「健康診断、行きなよ」と、夫からのリマインドが2ヶ月続いたので流石に観念した。

風邪をひいても薬は飲まないし、首に発疹ができても塗り薬すら塗らずに放置する。

そりゃ心配にもなるか。

健康的な体づくりには興味津々なくせに、病院は苦手という天邪鬼。

この性格も治るのなら、いくらでも通院するのに。

 

9/21

ここ最近、疲れがうまく取れない。

朝はスッキリ起きられないし、日中もだるい。

生活習慣で特に変えたところはない。

いつもは夢も見ないくらい深い睡眠が取れていたのに、一体どうしたのだろう。

調べてみたら、ストレスや不安によって眠れなくなることがあるらしい。

脳がうまく休まっていない、レム睡眠が続いているみたい。

私は買い出しの時に、お肉やお野菜はスーパー、卵と日用品はドラッグストア、という感じで「はしご」する。

家に帰って買ったものを整理していたらそれぞれの買い物袋から1本づつ醤油が出てきた。

醤油のボトルが計2本。夫に笑われた。

こんなうっかりもきっとレム睡眠のせいだ。

 

9/22

私はなるべく見た目で人を判断しないように心がけている。

やんちゃそうで実は真面目なところがあったり、逆に真面目そうな人がお笑い芸人並みにおしゃべりだったり、そういうギャップがある人にたくさん出会ってきたからだ。

もちろん明らかにヤバそうな人には不用意に近づいたりしないけど。

ドライブレコーダーを取り付け車屋に行ったら、担当してくれたお兄さんが目がクリクリで背の高いスラっとしたイケメンだった。

あらあら素敵な殿方、と思わず嬉しくなる。

誰が取り付けてくれても性能に変わりはないのだけど、なんだか得した気分。

見た目で判断しない、などと善人ぶってはいるけど、結局人は皆美しいものに心が奪われてしまうのだ。

仕方ない。

 

9/24

健康診断の日。近所にこんな綺麗な病院があるなんて知らなかった。

なぜなら私は滅多なことがない限り病院には近づかないから…。

問診を書いて受付の女性に渡したら「あちらの機械で血圧を測ってください」とセルフ血圧測定を促された。

自分で測るんだ…と初めてのことにちょっとドキドキしながらも、何食わぬ顔で機械に腕をつっこむ。

血圧の正常な数値はいまだに知らない。

身長を測ってもらったら、なんと1cmも伸びていてびっくりした。

最近整形外科に通って猫背や反り腰を治してもらっているからかもしれない。

ということは、これからも伸びる可能性があるということだ。

大人になってこれ以上成長することはないだろうと思っていたので、自分にまだまだ伸び代があることに変な高揚を感じる。

その伸び代が体重、ということもあり得るのだけど。


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