朝倉にある「らいおん果実園」にいちご狩りへ行ってきました。
のどかな土地に広がるいちごのビニールハウス。たくさんのいちごを食べることができて至福のひと時でした。
受付からのハウスイン!
受付で記入用紙に情報を記載して、先に支払いとなります。
時間制限は60分で、300円追加料金を支払うと90分に延長できます。
大きな荷物はロッカーに預けることも可能。大きなバッグは持ち込み禁止との注意書きがありましたが、トートバッグくらいならOKみたい。特に促しは無かったです。
いちご狩りの説明が必要かどうかも選べるのですが、せっかくなのでお願いしてみました。
係の方が注意事項やいちごの摘み方を教えてくれます。
説明後に小さいカゴと人数分のハサミ、ヘタ入れのビニールを受け取っていざハウスへ!
他の利用者さんと混雑しないよう、うまくエリアを分けて案内してもらえます。
園内にはハウスがいくつもあり、あまおうのみのハウスと、いろいろな品種のいちごが植えてあるハウスに分かれていました。
まずはあまおうのハウスへ。
広いハウス内にはたくさんのイチゴが!
テンション上がりますね。
かなり終わり頃のシーズンを狙って来園しましたが、美味しそうないちごはまだまだ残っています。
甘くてみずみずしくて最高!
ツヤツヤのいちごが視界に入るたび、つい摘んでしまいます。
あまおうは、粒の大きさが大きくなるほど甘味も増す品種だそうです。
いちごトッピング選手権
ここで一旦腰を下ろしてブレイクです。
いちご狩りを120%楽しむために用意したトッピングの出番…!
そのままでももちろん美味しい採れたていちごですが、味変してさらにたくさん食べて帰ろうという浅ましい作戦です。
エントリーNo.1は練乳
いちごのお供といいえばこの子です。
いちご+乳製品という抜群の相性。美味しくないわけがない。
昔は酸味の強いいちごしかなかったので、砂糖や練乳をかけて食べるのが主流だったらしいです。
しかも、いちごに含まれるポリフェノールは脂質(つまり練乳や牛乳)と一緒に摂取すると、体内吸収率が2〜3倍になるんだとか!恐るべしいちごのポテンシャル。
練乳は園内でも販売していますが、1本300円なのでスーパーなどで買って持ってくる方が安上がりかもしれません。
エントリーNo.2はチョコレートソース
こちらも最高の組み合わせですね。感想なんて言うまでもなく。
エントリーNo.3はあんこ
大福を用意するのと悩んだのですが、イチゴをより多く食べて帰るという主旨に沿うべくチューブのあんこをチョイス。
あんこに果実を組み合わせるという発想、天才の所業としか思えない。
そして飲み物は牛乳。
ちょっとぬるくなってたけど、これもまた野外活動の醍醐味。いちごと同じ温度でちょうど良かったです。
一通り楽しんだところで第二ラウンド開始。
次はいろいろな品種が植えてあるハウスです。
食べ比べてみると確かに味が全然違ってびっくりしました。
かおりの
酸味は控えめで甘味のほうが強い品種。細長い見た目にしっかりとした果肉。そして名前の通り上品な香りが特徴です。
あきひめ
果肉がすこし柔らかめで甘味が強いのが特徴。
紅ほっぺ
いちご特有の酸味を味わえる品種。「あきひめ」と「さちのか」の掛け合わせ。果皮が美しい紅色なので名前に“紅”とついています。
ぽりっちご
近年の健康促進ブームに基づき改良された品種。総ポリフェノール量がいちごのなかでなんと1位。酸味の強い味わいです。
恋みのり
2016年に品種登録された比較的新しいいちご。甘味と酸味がバランス良く調和しています。
さがほのか
佐賀県生まれのみずみずしい品種。甘味が強くてやや硬めの果肉感。
あまえくぼ
「濃姫」と「さがほのか」の掛け合わせ。果皮が柔らかいので、流通用というよりはいちご狩りに適した品種。甘味が強くジューシーな味わい。
らいおん果実園さんオリジナルの品種「らいおんいちご」もあります。めちゃくちゃ甘くて何粒もおかわりしました。
いちごらしい酸味のものや、果肉がしっかりしていて食べ応えのあるもの。逆に柔らかくてまろやかな味わいのものなどなど、一度にこんなにたくさんの種類のいちごを食べ比べできるのはいちご狩りならではの楽しみです。
いちごの品種について初めて違いを調べたのですが、なかなか興味深くて面白く学べました。知識として知っていれば味わい方も変わるはず。来年のいちご狩りシーズンまでにまた勉強しておこうと思います。
万全な準備でいちご狩りをより楽しもう
その他に持っていくと便利なのはウェットティッシュくらいでしょうか。手洗い場もあるので手を洗うのには困らないですが、いちごを狩りながら食べるならさっと拭けるものがあるといいかも。
いちごを冷やして食べたい!という人は水筒に氷水を入れて持参するといちごをキンキンに冷やして食べることもできますね。
あとは服装。いちご同士のレーンが若干狭いので、果汁や草汚れが付着する可能性があります。靴や洋服は汚れても洗いやすいものがおすすめ。
いちごに含まれるポリフェノールは普通の汚れよりも落としにくいので、もし汚れたしまったら帰宅後にすぐ洗いましょう!夫もシャツに果汁が付いていたのですが、食器用洗剤で揉み洗いした後、部分汚れ用の洗濯洗剤を付けて洗濯機で洗ったらキレイに落ちました。
あと、入り口と出口は別の場所にあって、一度出口から出てしまうと再入場はできないようでした。
入り口に撮影スポットがあったので、撮りたい方は最初に撮影しておくのが良いかも。
私はいちご食べたさにすぐにハウスに向かい、そのまま忘れて出口から出てしまったので撮影できず…。ちょっと心残り。
ライオン果実園さんのおすすめポイント
ライオン果実園さんの開園は12月中旬~5月中旬で、時期によって利用料金が変わります。
今年の開園は5月19日(日)まで。私たちは1番お手頃な5月中旬以降、最終日の1日前に行きましたが充分楽しめました。
つやつやないちごがたっくさん実っている時期も魅力的ですが、その全てを食べられるわけではないし、お腹いっぱいになるくらいには実は残っています。
全ての品種を味わいつつ、持ち込んだ味変アイテムを楽しんでいたらあっという間に60分の時間が経っていました。より園内をゆっくり満喫したい場合は90分に延長してもいいかも。
無料駐車場100台、お手洗いもあります。
ハウス周辺に休憩できるベンチも多数設置してありました。
クレープやアイス、ジャムも販売しています。
刈り取ったいちごを量り売りで持ち帰ることも可能。
もう至れり尽くせりな施設です。
さらに詳しい情報はwebサイトにて確認してみてください◎
その場で収穫して食べる、という楽しさと美味しさに、心もお腹も満たされました。