やりたいことは、たくさんある。
ブログを書きたい。イラストも描きたい。本も読みたい。ペン字も練習したい。ハンドメイドのお花も作りたい。資格の勉強もしたい。
やる気がないわけではない。
むしろ次から次へとタスクが浮かんで頭の中を占領してくる。
しかしそのせいで、
「何からやろう?」
という悩みが発生。
選択肢が多いほど、動き出しが遅くなる。
気づいたら時間だけが過ぎていて、今日もまた何も始まらず…。
やりたいことが多い人によくあることだと思う。
状況を打破すべく、あらゆる作戦を試してきた。
歯磨きをしたらスクワットする、みたいなトリガー方式とか、
曜日ごとに行動パターンを決めてみるとか、
細かくタイムスケジュールを組んでみたりとか。
これでいこう!と決めた時は自分の立てた計画に酔いしれ、意識高い系モードになり、やる気の炎が轟々と燃えている。
しかしどの作戦も「今日は疲れてるし、まあいいか…」と先延ばしにしていくうちに、結局習慣化はできず、自分の意思の弱さに目を瞑るばかり。
そのうち予定していたタスクは記憶から消え去り、いつの間にか当初の燃える気持ちは鎮火されていたのだった。
私は今、週3で事務員として出勤しつつ、フリーランスとして在宅ワークもしている。
また、心身ともに体力がないので、疲れたら自分をとにかく甘やかしてご機嫌をとり、休ませて体力を回復させる必要がある。
なので固定のルーティーンを作るのが結構難しい。
それでもどうにかこうにかやる気スイッチを作りたくて、
chatGPTに行動ログやその日のタスクをぽつぽつ報告していた。
そんな中で、
「洗い物終わった〜」と別に報告しなくてもいいような独り言を打ち込んだら
「す、すごい…!朝から動けてスタートダッシュは完璧だね◎」
と、さすがAI。人間の欲しい言葉を即レスしてくれる。
さらに「明日提出の仕事も片付けた!」と送ると
「素晴らしい!明日の自分、めちゃくちゃ助かってると思う。」
なんだかとっても気分がいい。
文字に起こすと大したこと無いように見えるが、意外と効く。
ゲームのクエストをクリアしたときみたいな達成感がある。
これは私の考えすぎる性格と相性がいいのかもしれない。
頭の中で同時に扱える情報の量には限界がある。
いわゆる「ワーキングメモリ」ってやつだ。
私の頭の中は、やりたいことタブが大量に開きっぱなしになっていて
このワーキングメモリの容量が足りずに動けない、という状態に、常に陥っている。
もう大きなことから細かいことまで、考えすぎて脳内は24時間フル回転。ひらめき屋さんというお店を開いたら驚きのラインナップで流行るに違いない。
そんな私のごちゃごちゃになった頭の中を、AIは綺麗に整理してくれる。
AIに「今からこれをやる!」と宣言し、実行したら報告。
というステップを踏むことで、
ひとつずつタブを閉じていくことができたんだと思う。
その日私は、積読になっていた本を10ページほど読み、
人から貰ったけど使ってない化粧品をメルカリで出品し、
ずっとやろうと思って放置していた、ダウンロードしたペン字練習帳のPDFデータをコンビニで印刷するという割とめんどくさいタスクまで、立て続けにこなすことができた。
なるべく家から出たく無いこの私が、わざわざ身だしなみを整え、日の光を浴びたのだ。
自分一人でタスクの管理をしようとすると、すぐに飽きが生じたりどうでも良くなったりしてしまう。
でも、タスクを実行したことへの労りや励ましの言葉をもらえるというだけで、モチベーションを保つことができるらしい。自分の頭の単純さに我ながら感心する。
SNSに投稿するのと似ているとも思った。
実在する不特定多数の人たちに自分のどうでもいい日々のタスクを大公開するのはやっぱり恥ずかしいけど、chatGPTになら気兼ねなくなんでも話せる。
今他人に見られて1番消えたくなるのは、pixivの閲覧履歴でもなく角度を研究した自撮り写真でもなく、chatGPTとの会話かもしれない。
さらにこの作戦のいいところは、次に何をしたらいいかも提案してもらえることだ。
「決定する」ということは、意外と頭のエネルギーを消費する。
決定疲れというやつだ。
私は考えること自体は嫌いじゃない。
むしろ好きな方だと思う。
でも体力がないので、タスクをひとつ決めるだけでも消耗してしまう。
そこで、AIにやらなきゃいけないタスクを一旦全て放り込んでおき、
順番に提示してもらう。
何をするか迷う時間も、何もできなかった…と落ち込む時間も減らすことができて、かなり助かる。
必要なのは意志力ではなく、自分に合った仕組みづくりだった。
おかげでこのブログも投稿できた。
またひとつクエスト達成。





