2月は4冊読むことができました。
相変わらずジャンルも雰囲気もバラバラです。
十角館の殺人
映像化されるということでも話題になった作品です。
SNSなどでうっかりネタバレしてしまう前に原作を読んでおきたくて、駆け足で読んだ一冊。
大ベストセラーで何度も重版がかかっており、漫画にもされているということで調べてみたら、初版は91年でなんと私の生まれる前。先輩でしたか…。こんなにも長く受け継がれているならそれは面白いはずです。
ミステリーはたまにしか嗜まない私でも、読了後の充実感と余韻を味わえるほどでした。
先に書籍で読んでおいて良かったと思いました。これがどう映像化されるのかとても楽しみです。
アンミカ流 ポジティブ脳の作り方 365日毎日幸せに過ごすために
ボジティブといえばアンミカさん。アンミカさんといえばポジティブ。
エネルギッシュなパワーをチャージしたい時におすすめな一冊。
素敵な言葉がたくさん溢れていて、読んでいるとだんだん心がほぐれていきます。
「私は、私という人間の人生を作ることができるクリエイターである」ということを噛み締めてください。あなたは、人、ひとりの人生を作ることができるのですから、とてもエネルギッシュな人なのです。
アン ミカ(著)『アン ミカ流 ポジティブ脳の作り方 365日毎日幸せに過ごすために』p15より引用
出版:宝島社 (2019/3/7)
機嫌のデザイン まわりに左右されないシンプルな考え方
クリエイティブなお仕事をしている人におすすめの一冊。
著者の秋田道夫さんは、大手メーカーなどの製品デザインを手がけるプロダクトデザイナー。
プロのデザイナーが毎日どんなことを考えて暮らし、どんな目線で物事を捉えているのか?が学べます。
デザインについてメインで語られていますが、インタビュー形式で書かれているので堅苦しくなく読みやすいです。
秋田さんの穏やかな語り口調がそのまま文章としてデザインされています。
−−光よりも速いもの。なんでしょう。
想像力です。
宇宙のどこかにこんな星があるかもしれないと描く想像は、光がその星に届くよりも速く、頭の中に描けます。
秋田道夫(著)『機嫌のデザイン まわりに左右されないシンプルな考え方』p153より引用
出版:ダイヤモンド社 (2023/3/29)
世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考
歴史上の偉人達のエピソードをもとに、人生の悩みを解決してくれる一冊。
「歴史」と「悩み」という紐付けが面白いのですが、歴史の勉強もついでにできて一石二鳥。
30代40代で成功できていなからって諦めるのは早すぎるし、自分にとって本当に大切なものを取捨選択するために、読書をして教養を身につけるのはやっぱり大事なんだなと思いました。
歴史を知ると、価値観が時代や文化によってうつろうものであることが理解できます。すると特定の価値観から自由になり、ムダに悩むことがなくなります。
深井 龍之介(著)『世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考』p191より引用
出版:ダイヤモンド社 (2022/3/30)