4月の下旬から開催されていた「Immersive Museum FUKUOKA」に滑り込みで行ってきました。”福岡でモネ展がある”というだけの情報でとりあえず友達を誘いチケットを購入。開催場所のBOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)も初めて足を運びます。
地下鉄だと唐人町から徒歩約15分。この暑い時期には若干長く感じる距離かもしれません。日差し対策を忘れずに。
チケットはネットで事前購入していたので、受付でQRコードをかざして入場。鑑賞できるエリアは2種類用意されていて、部屋の中をある程度うろうろしたりおしゃべりしたりしやすい音量小さめの部屋Aと、映像をじっくり楽しみたい人向けの通常音量の部屋Bがありました。私たちは部屋Bへ行くことに。部屋Aはお子さん連れにおすすめみたいでした。
黒いカーテンの隙間から入ると、部屋の壁一面に映像が。大きな箱に入ったみたいな感じで、一気に世界観に引き込まれました。
「印象派」の芸術作品を映像コンテンツ化し、没入型のスタイルとして展開しているとのこと。正直、絵画の知識はほとんどないので「この絵見たことあるな〜」くらいしか思考できなかったのですが、それでも映像技術に感動。特に床の投影がきれいで、ぼんやり眺めているだけでも癒されました。
正面と左右の壁に映し出されるので、全体を見たい人は後ろから、それぞれの面をしっかり見たい人は座る場所や角度を変えて楽しむといいかも。床に置いてあるクッション達は自由に動かせるので、いいポジションを選んで鑑賞できます。
30分の映像が繰り返し流れる仕組みで、何度でも鑑賞OK。私たちが入場した時は半分くらい映像が流れた後で途中からの鑑賞になってしまったので、最初からもう一度見直した。
どちらの部屋も再入場ができないので、お手洗いなどは事前に済ませておいた方が良いです。入場する前に親切に受付の方が促してくれました。出口付近にはグッズコーナーが設けてあり、ポストカードやハンカチなどが販売されていました。
展覧会というと、作品があってその横に説明書きが添えてある、というイメージですが、このImmersive Museum FUKUOKAは全くの別物。新しいアートの楽しみ方でした。画像では迫力や美しさをうまくお届けできないのが残念。9月10日(日)まで開催されていますので、お近くの方はぜひ。
空調が効いた部屋で座ったままゆっくり鑑賞できる。涼しげで夏にぴったりなスポットです。
イベントについて詳しくは公式ホームページを参照してください。